都知事とか、いっそもうAIで良くね?
お久しブリーフ!
中の人が地方移住したりした関係で、すっかり放置しておりました。
こちらと入れ違いで中の人日記も始めました。
興味ある方はどうぞ…
後スタンプもいつの間にか新作(アニメスタンプ)出ております。
やっぱTVってすごいな
さて、中の人は現在、TVも無く、ネットも毎月の使用上限が決まっている格安スマホ契約のみなので、あまりメディアに接していない状況なのですが…
一応、「舛添さんが何かやらかして騒ぎになってる」くらいは知っていました。
ただ、ネットの記事を軽く見ている程度では「熱量」が全然伝わってこなくて、「えっ!?辞める程のヤラカシだったの?」と驚きました。
またネット記事のコメント欄でのボロクソな言われようにも驚きました。
「そんなに怒ってムキになる程のヤラカシだったの?」と。
実を言うと舛添問題だけでなく、九州の震災についても同様で、「何だか大変らしいけど…」位のテンションで、正直「熱量が伝わってこない」状況でした。
そうした体験から、逆に「やっぱりTVってインパクトがあるものなんだなぁ」と思った今日この頃です。
どうなのよ?この選択肢…
その舛添さんの後任の問題ですが…
中の人はもう東京都民じゃないので関係ないっちゃ関係ないのですが…
ネット記事でも「主要三氏」みたいな見出しを見るので、三氏の誰かになるんでしょうね。
そして…三氏とも何か色々アレだったり、舛添さんとあんまり変わらなかったり…
ヒステリックな人にからまれても面倒なんでアレな部分は具体的には書きませんけど。
正直「ひでえ選択肢だな」と思いました。
三氏以外の中にまともな人もいるのかも知れないけど、どうせ受からないだろうし。
「もう終わってる」
「機能してない」
そんな言葉が脳裏に浮かびました。
それでフト思いついたのは、「都知事とか、いっそもうAIで良くね?」
AI都知事を妄想する
具体的に「もしAIが知事だったら?」と妄想してみました。
猪瀬、舛添的問題がなくなる
まず言うまでもない事ですが、「ファーストクラスがどうのこうの」的な事は絶対ない。
今回の候補者の中には「知事給与を受け取らない」事を公約にしている人もいるようですが、それも言うまでもなく不要。
しかも仕事は人間よりも圧倒的に速く、休みもいらない。
石原的無駄がなくなる
政策面でも、とりあえず少なくとも、思い付きでギャンブルみたいな無駄遣いをする事は無いでしょう。
例えばこういう事とかね。
新銀行東京は2005年(平成17年)4月、東京都知事石原慎太郎の旗振りの下、石原の肝いりで開業した。
しかし、運営わずか3年で1000億円近い累積赤字を抱え事実上の破綻に至ることとなり…
それで採算があうのか?失敗する確率は?それをする事でどれだけの効果が得られるのか?
そういう判断はむしろAIにデータを与えまくって判断させた方が正確でしょう。
人間は要望とか処理して欲しい仕事を挙げていけば良い。
AIはそれを経済効果、健康への影響、発生するストレスの度合い、快適度への影響…
そういった色々な基準で点数を付ける。
そして「得が最大、損が最小」になるようなプランを選定。
人間には難しい神の視点を持てる
ゲーム理論というものがあります。
例えばコレとか分りやすい。
ルパンと次元が捕まって、黙秘と自白どっちが得かという例えで表現している。
単純にこの表だけを見ると、2人とも黙秘するのが当然のように思えるかもしれない。しかし、2人とも自白してしまったのだ。しかも、これは、お互いが合理的に行動した結果であった。
しかし、どう考えても、2人とも自白するよりは、2人とも黙秘した方が、刑期が短いことは誰でもわかる。それにもかかわらず、合理的に行動したのに悪い結果にはまってしまっているのだ。
ルパンはこう考えた。
ルパンの考えは次のようであった。
・次元が黙秘すると…
次元が黙秘している場合、ルパンが自白するか、黙秘するかで起きる結果は、上の赤丸の部分となる。ルパンはこの2つの結果から自分にとって良い結果を選ぶわけで、懲役2年よりも0年の方がいいに決まっているので、自白を選ぶ方が合理的だ。
・次元が自白すると…
次元が自白している場合、ルパンが自白するか、黙秘するかで起きる結果は、上の赤丸の部分となる。ルパンはこの2つの結果から自分にとって良い結果を選ぶわけで、懲役12年よりも10年の方がいいに決まっているので、自白を選ぶ方が合理的だ。
つまり、次元が黙秘しようが自白しようが、どちらの場合にしろ、ルパンは自白した方が良い結果を得られるのだ。だから自白した。ということであった。
割愛しますが、次元の考えも同様です。
で、結果二人とも懲役10年になってしまったと。
要するに人間が、個人個人「これが自分にとって一番合理的」と思って行動しても結果はひどく非合理的になる事がある。
神の視点で見たら「いや、もっと皆が得な選択があるのに…」と思ってしまう。
でも「政治」って結局、そういう「自分の陣営の得が最大になるような働きかけ」「利害の反する陣営同士の駆け引き」なのかなと思っています。
結局、欲のぶつかり合いですよね。
だからそれこそ「神の視点」で真に合理的判断ができるAIの方が良いのでは?
こんな考えは手塚治虫が生きてた頃はただのSFだったろうけど、このブログでも何度か取り上げたような、昨今のAIの進歩から考えると、ボチボチそう無茶な話でもなくなってきてるのかなと思います。
これまで当ブログでも「技術の進歩で仕事がなくなるよ」とか煽ってきましたけど、むしろ政治家とかさっさとAIに換装した方が世の中良くなりそうですね。
しかし…
こんな妄想が技術的にも政治的にも現実味を帯びてきた世の中って…
と考えたら、漫画版ナウシカのちょっと怖いシーンが脳裏に浮かびました。
漫画版 風の谷のナウシカ 7巻より
人工の神さまに調停して貰わないと収拾つかなくなっちゃったゾ
☆(ゝω・)vキャピ
やっぱり「終わってる」感ハンパね~
でもポジティブに考えたら意外に…
他の国に先駆けてやったら「AI知事が治める都市TOKYO?何それクール!」とかなるかも。