すべての働きたくない人へ

働かない事をあの手この手で肯定していくブログです。

消費税100%!消費税に一本化? アレ?意外と理に適ってるかも…

はい、どうも。

73raybanです。

 

え?

ニートのくせに何で更新ペースが遅いのか?

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そりゃ、あなた…

 

 

 

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それなりに忙しかったり…

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疲れやすかったり…

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ニートの演説2 心情編 - LINE クリエイターズスタンプ

 

ニートニートなりに色々大変なんですよ…

 

 

 

 

さて、今回のお題は、こちらのビデオです。

youtu.be

スイスの映画でしょうか?

ベーシックインカムについての映画です。

 

ここの所、「反対論に反論」をずっと続けていましたが、今回は肯定派の意見です。

肯定派と言っても淡々とした感じでそれほど押しは強くありません。

このビデオの印象に残った部分を解説していきます。

 

 

あなたはベーシックインカムがあっても働きますか?

と言うアンケートを取った結果…

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60%が「はい」と即答。

30%が「はい、でも減らすとか仕事変えるとかするかも」と答え

10%が「ちょっと休んでゆっくり考える」と回答したそうです。

 

意外ですか?それとも予想通りですか?

 

続いて「ベーシックインカムがあったら他の人達は働くと思いますか?」と尋ねたら80%の人が「働かなくなると思う」と回答したそうです。

 

他人の事はそういう風に見てるものなんですねぇ。人間て。

 

 

同じ生産量に対して必要な労働者の数はどんどん減っている


このグラフは鋼鉄の生産量とそれに従事した労働者の数だそうです。

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1982年、アメリカでは7500万トンの鋼鉄を作るのに30万人が働いた。
それが20年後には1億トン生産したのに労働者は1/4になっていた。

 

サービス業も…

このグラフは従来の銀行とネットバンクの、同じ量の仕事に必要な労働者数の比較だそうです。

ネットバンクは人手が1/10で済むと。

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他、農業でも100年前は1人で3人分作っていたのが現代では1人で120人分生産できるとの事です。

 

 

 

消費税100%!全ての税金を消費税に一本化すべし。

 

ここが一番驚き、そして目から鱗が落ちた所です。

私もベーシックインカムの財源は消費税を主にするのが良いと考えていたのですが、このビデオではそれどころか「全ての税を廃止し、消費税に一本化した方が良い」と主張しており驚きました。

 

その際の税率は100%!

価格が二倍になりますね…

無茶苦茶だと思いますか?

 

それがね…

結構説得力があって、「理にかなってるな」「コレ、いけるんじゃね?」と思いました。

 

商品の値段は変わらない

マキアート?何かカフェで出す飲み物の値段で例えてました。

値段の内訳には従業員の人件費、原料費(ミルクなら牧場の労働者の人件費も)、店舗の光熱費等の経費の他、それぞれにかかる税金や労働者にかかる社会保険費も含まれていると。

つまり、消費者が払っているのは、よく考えると消費税だけじゃないと。

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これを途中で発生していた税金や社会保険費を無くし、消費税に一本化すると…

実は商品の価格は変わらない。

さらに、社会保険費は会社と社員の折半ですから、この店が従業員を雇うために必要な人件費は小さくなる。

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 累進性もある

消費税は「累進性が低い、逆進性が高い」と言われ批判される事が多いですね。

要するに金持ちは痛くも痒くも無いが、貧乏人程キツいと言う性質ですね。

ところが、これもベーシックインカムとセットで考えると…

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このビデオでは単位がユーロでしたが、1000ユーロの給付を受けているとして、2000ユーロの買い物をした時、つまり消費税を1000ユーロ払ってる訳ですから、プラスマイナス・ゼロになり、それ以上消費した時に初めて税を払う形になる。

 

 

税の手続きが簡単に

消費税のみに一本化する事の利点は他にも多々あり、例えば脱税が難しくなり、捜査が簡単になる。税申告が簡単(あるいはゼロ)になる等があります。

今まで税金を巡って費やしてきた莫大なエネルギーを別の事に使えるようになるんじゃないでしょうか。

 半面ビデオでは「税理士の人はお気の毒」と言ってました。

 

 

 機械と人間がフェアに

また機械による生産と人手による生産は、機械による生産の方が有利です。(同じ価格なら多くの利益がある)

何故なら機械生産品は人件費がかかってない(少ない)から。

「人にかかる所得税社会保険費を脱税しているようなもの」とビデオでは表現していました。

これを消費税に一本化すると以下のグラフのように価値に対して人と機械がフェアになる。

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 グローバル対応

税金とは、基本的にその国の為に使う物ですが、上記のマキアートの例で示したように、消費される前に既に商品の原価に税が含まれているならば、輸出する際は、その税金ごと輸出され、税金を外国に払わせている事になる。

 

つまり、消費税一本化はグローバルな時代においてフェアな方法だと言う事です。

 

私なりの意見をここに加えると…

思ったのは、A国とB国のどちらかだけ消費税一本化を行うと、行った方が有利になりますね。

今まで原価に含めていた税コストの分、輸出の際は安く出来る訳ですから。

そうすると、対抗上、もう一方の国も同じような税制にせざるを得ないのでは?

 どこかがやりだしたらドミノ倒しで変わるかも知れませんね。